工務店と住宅完成保証制度

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現在の厳しい経済状況現在の厳しい経済状況の中、建築業界にもその影響が及んでいるようです。また、全国規模で展開するハウスメーカーやデザイン重視の住宅が人気を集めるようになるなど、業界全体の再編も進んでいます。そのため中小規模の工務店の中には経営破たんに追い込まれてしまうケースも増えているようです。


では、依頼した工務店が万一建設途中に倒産してしまった場合、どうなってしまうのでしょうか。高額の費用がかかっているうえ、住居という生活の拠点を作る工事ですから、途方に暮れている場合でもありません。このような事態に見舞われてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。


まず工務店の経営状況を確認しておくことが重要であることは言うまでもありませんが、倒産した場合に対する救済措置として住宅完成保証制度というものがあります。これは財団法人住宅保証機構が提供している業者の破綻による工事の中断に対してかかる負担を軽減し、住宅を完成させるサポートをしてくれる制度です。

この制度には2種類の保証パターンがあります。まず工事の他の業者に引き継いでもらう際に、当初の予定よりも予算がオーバーしてしまった場合にその分を保証してくれるものです。これは当初の予算の20%を限度して保証金を受け取ることができます。


もうひとつは前払い金を支払ってしまった場合、その損害を保証してもらえるものです。これも全体の予算の20%を限度に保証金を受け取ることができます。


また、工事を引き継ぐ代替業者の紹介・斡旋も行ってくれます。この制度は事前に手続きを行っておく必要があります。工務店に工事を依頼する際、不安があるときにはこの制度を検討してみるとよいのではないでしょうか。